富士フイルムホールディングス(HD)は20日、グループ会社の会計処理に問題が発生したとして2017年3月期決算の発表を延期し、第三者による調査委員会を設置したと発表した。決算発表の時期は未定。

 連結子会社である富士ゼロックスの海外販売子会社で、「一部のリース取引に関わる会計処理の妥当性」に確認が必要になったためとしている。社内調査では、過去数年間で最終利益への影響額が累計約220億円の損失になるとしている。

 富士フイルムHDの決算発表は当初は27日の予定だった。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170420/bsc1704201833020-n1.htm