うーん、、、15年前に母校の法科大学院の立ち上げに参加したんだが、
「文科省の認可が下りる」事を前提に、準備を進める訳で
準備していて「もしこれで認可が下りなかったらどうしよう」という
うすら寒い恐怖心は常に付きまとったよ。

「認可が下りる」事を前提に講師陣や院生を集め、設備も整えなくては行けない。
もちろん補助金申請して設備は作る。
もし認可が降りなけりゃ、作った計画書なんか全てウソだし、
補助金は返さなければならないし、講師や生徒は行き場を失う。

綱渡りのような状況で、計画書には審査官の耳障りのいい事や、
夢みたいな話しか書かない。「司法試験合格率80%を目指します」とかね
有名な法学部教授なんて他校と取り合いだから、
ダブルブッキングなんて幾らでもあった。
多い教授は5校ぐらい掛け持ちしてたんじゃないかな?
目茶苦茶だけど「認可が通ったら勝ち」の世界だからね。
30校ぐらいが申請して、3つが落ちたかな。
その3つも翌年は通った。
文科省のさじ加減次第だから、当然ながら「文科省の天下り枠」も用意した。
天下り来たよ、ゴミみたいな奴
出身政治家に頼んだ大学も多いだろうな
どこでも程度の問題で、やってる事だと思うよ