4月20日 21時46分

川崎市の河川敷でジョギングしていた3人が、水たまりにはまった後、足にやけどをしたような痛みを訴え、河川敷の工事をしていた国土交通省が調べたところ、舗装の工事で誤って多く使いすぎた石灰が雨でしみ出し強いアルカリ性の水たまりができていたことがわかりました。

国土交通省京浜河川事務所によりますと、今月1日、川崎市中原区の多摩川の河川敷をジョギングしていて水たまりにはまったという男女3人から、「ぬれた足が炎症を起こした」と、痛みを訴える連絡がありました。

3人は強い化学物質が皮膚に接触することで発症する「化学やけど」と診断され、一緒に走っていた10人ほどのグループの、ほかのメンバーも同じ症状を訴えたと話しているということです。

国土交通省が調べたところ、河川敷の舗装工事を担当した業者が、舗装に使う資材として石灰と土を混ぜる際に材料を誤ったため、石灰の量が多くなりすぎ、それが雨でしみ出して強いアルカリ性の水たまりができていたことがわかったということです。

全文はソースで
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170420/k10010955841000.html