9年前、東京・東村山市の都営住宅で73歳の女性が殺害されているのが見つかった事件で、隣の部屋に住む59歳の女のDNAの型が女性の爪に残されたものと一致し、警視庁が事情を聴いたところ殺害したことを認めたことから女を殺人の疑いで逮捕しました。

9年前の平成20年10月東村山市にある都営住宅の3階の部屋で、この部屋に住む男性の母親で近くのアパートに住む手島公子さん(当時73)が刃物で刺されて殺害されているのが見つかりました。
警視庁が捜査をやり直した結果、隣の部屋に住む59歳の女のDNAの型が手島さんの爪に残されたものと一致したということです。

このため、警視庁が事情を聴いたところ殺害したことを認めたことから女を殺人の疑いで逮捕したということです。警視庁によりますと調べに対し「大変なことをしてしまいました」などと供述しているということです。
これまでの調べで2人に面識はなくトラブルなども無かったということで、警視庁は当時のいきさつを調べるとともに女のこれまでの言動などから刑事責任が問えるかどうかについても慎重に捜査を進めることにしています。

配信 4月21日 6時36分

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