いじめっ子は生まれつきの脳障害者

いじめっ子の脳は他人の苦しみを見ると喜び感じる回路あり説
http://news.ameba.jp/20120814-162/

これまで世界でなされた研究の結果として、ある特徴を持つ脳が“いじめ”ともいえる行動をとることがわかっています。

 それは、前頭前野や扁桃体、側頭葉が8〜16%程度萎縮している脳で、
反社会的、攻撃的、反抗的な行動パターンをとる特徴があります。
相手の体や心の痛みを感じることができず、
痛めつけることで快感を得るという特徴もあり、
「行為障害(CD)」という病気と診断されます。

 2008年、当時シカゴ大学の心理学者だったベンジャミン・レイヒー氏は、
すぐケンカを始める、弱い者をいじめる、物を壊してはしゃぐ、
平気で嘘をつくなどの行動をとりがちな少年らの脳をスキャンして調査し、
その研究結果を発表しました。それは、

「こうしたいじめっ子の脳には、
他人の苦しみを見ると喜びを感じる回路が備わっているかもしれない」

 という衝撃的な内容でした。

 人は本来、他人の苦悩を目撃すると、
自分が苦痛を経験したときと同じ脳領域が活性化され、“心”で痛みを感じます。
ところが、彼らの脳で活性化したのは、
報酬や喜びに関係すると考えられている扁桃体などだったというのです。