ロシア最高裁判所は20日、キリスト教団体「エホバの証人」の活動を禁止し、資産を押収する判決を下した。
法務省は同団体を「過激派組織」とし、解散させるよう求めていた。
最高裁は、ロシアは「エホバの証人の本部と傘下の地方組織」の閉鎖と「資産の没収」を決めたとした。

法務省はこれに先立ち、同団体内での「過激主義的な行動」の兆候をつかんだと発表し、活動の禁止を求めていた。
また、国内報道機関によれば、同省当局者は「(エホバの証人は)国民の権利および社会の秩序、治安に対する脅威になっている」と述べている。

ロシア各地に395か所の拠点を持つエホバの証人は最高裁の決定を不服とし、欧州人権裁判所への提訴も辞さない構えを見せている。
同国の主要宗派であるロシア正教会はエホバの証人に批判的な立場を取っており、ある教会関係者は先月、同団体を「破壊的な宗派」と呼んでいた。
地元メディアによると、中部ニジニーノブゴロド州ゼルジンスクでは1月、エホバの証人の地元指導者が、過激主義的な物品を配布したとして当局から罰金を科されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000002-jij_afp-int

★1:2017/04/21(金) 07:40:06.91
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1492728006/