国税庁は20日、滞納した税金を徴収するために差し押さえたバイク22台をインターネット公売にかけると発表した。
限定販売やカスタムバイクなど珍しいものも多く、同庁によると、これほどの台数を一斉に公売するのは初めて。

 見積金額が最も高い180万円だったのは、川崎重工業製のZ1100GP。
ほぼ全ての部品を特注品に交換したフルカスタムバイクだ。

 イタリア・ドゥカティ製PS1000LEは、世界で2000台の限定販売品。銀色で丸みを帯びた車体で90万円と見積もられた。

 このほか、ヨシムラ仕様とよばれる改造を施したバイクなどが出品。公道で走行可能か確認が必要なバイクもある。

バイク以外にも高級外車や古銭なども公売される。
 ネット公売は5月19日午後1時から3日間、ヤフーの官公庁オークションで実施。参加には事前登録と公売保証金納付が必要だ。
詳細は4月21日以降、国税庁ホームページの公売情報コーナーに掲載される。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042000964&;g=soc