>>109
それはちょっと違う
跡継ぎがいなくなって、次誰にすっぺかというときに
貴族が「ナポレオンに近くて、統治能力が高くて、軍人として有能」
という人物を王太子として迎えようとして
ベルナドットに白羽の矢が立った。
実際はベルナドットとナポレオンの関係はあまり良くなく
ナポレオンは非常に複雑な気持ちで容認した
「複雑な気持ち」というのは「こんなやつを
他国の王にしたら将来敵対するのでは?」というのと
「こいつをフランスから追い払えて清々した」の二つ

スウェーデン貴族の目論見はナポレオンがロシアに攻めこんだとき
ナポレオンに味方してどさくさに紛れて
フィンランドをロシアから奪うことだったが
ベルナドットはナポレオンの敗北を予知して
ロシアやイギリスと結び、フィンランドの代わりに
ノルウェーを併合した。

裏切り者とか色々言われるが、スウェーデンでは
ベルナドットは非常に有能な国王で
中興の祖という評価になってる。