【日本語の優位性】その1

日本が世界でも一・ニを争う技術大国になれたのは、
表意文字と表音文字を併用した日本語に寄るトコロが大きいだろう。
外来語を素早く表音文字のカタカナで取り込み、
意味を把握したら表意文字の漢字で造語を創る。
初めて見るような単語でも漢字であれば、
単語の意味をイメージし易い。

技術書はちょっとハードルが高いが
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201318sdk/index.html
↑このくらいの技術系ニュースは誰でも簡単に読み理解する事が出来る。

また、漢字の特徴の一つとして高い造語能力がある。
表意文字の漢字同士を組み合わせる事によって
未知の知識、西洋からの概念群(科学・哲学・技術・思想・社会・軍事・経済等すべての分野)
に対応する造語を造り出す事ができた。
もし、これらの造語創出が無かったら、
世界の多くの国が抱えている問題に日本も直面したことだろう。
それは、世界の多くの国では母国語で大学以上の高等教育を行っていない。
なぜなら、母国語では、高等教育における科学技術や
専門学等で使われる多量な学術用語が不足している為、
大学レベル以上の科学や技術、専門学等に使われる教科書は
英語やフランス語、ドイツ語等の外国の教科書に頼らざるを得ない。
(韓国の理系教科の高等教育は英語です)

海外から入ってくる言葉を片っ端から母国語にして、
そして、全て母国語で思考する。
コレは、新概念を理解し、創造性の拡張にとって有利です。