岩手県が図柄入りナンバープレート検討 アンケート実施

2017年04月26日

岩手県が現在、地方版図柄入りナンバープレートに関する県民アンケートを実施している。

2015年6月に法律が改正され、ナンバープレートに地域ごとの図柄を入れる
「地方版図柄入りナンバープレート」が可能となり、早い地域では2018年10月ごろから交付が始まる。
岩手では地域の一体感の醸成や地域振興などを目的に、導入に向けた検討を進めている。

地方版図柄入りナンバープレートは、自動車ユーザーの希望によって選択できる。
通常の図柄入りナンバープレートのほか、交通サービスや観光振興などへ寄付ができる寄付金付き図柄入りナンバープレートがあり、
県では両方の導入を検討している。

岩手では岩手ナンバー・盛岡ナンバー・平泉ナンバーの地区ごとに導入が可能で、
平泉ナンバー地区ではすでに導入に向けた取り組みが進んでいるという。
今回のアンケートでは岩手・盛岡ナンバー地区を中心に、取り付け意向や図柄のイメージなどについて調査を行う。
アンケートは全8問で、導入への賛否や寄付金を充てる事業などに関する設問も用意されている。

岩手県地域振興室交通課長の大坊哲央(あきひさ)さんは
「導入に向けて検討してはいるが、県民の皆さんがどのような意見を持っているか知ることが重要。
ご当地ナンバーに続き、地域の個性を出せる制度が生まれた。声を寄せてもらい、面白い取り組みにしたい」と話す。

アンケートはホームページから回答できる。4月30日まで。
https://morioka.keizai.biz/headline/2330/
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