イギリスで、コレクターが所有する戦車の中から2億円相当の金塊が見つかりました。
かつてイラク軍が所有していた戦車だということですが、一体、何があったのでしょうか。
イギリス、ロンドンからおよそ1時間半。いくつもの菜の花畑や牧場を越えた先に、目的地がありました。
「イギリスののどかな田園風景に、ものすごい違和感がありますけれども、こうしてたくさんの戦車があります。そして、私の正面に見えてきたのが問題の元イラク軍の戦車です」(記者)
出迎えてくれたのは、これらの戦車のオーナー、ニックさんとエンジニアのトッドさんです。
「全部で150両あります。あなたも1両いかがですか?日本で乗るのに良いですよ。駐車もしやすいし」(戦車オーナー ニックさん)
東京ドーム8個分の広大な土地に、たくさんの軍事車両が置かれています。
「私が乗っているのは、本物の戦車です。観光客用にアトラクションとしてつくられているものです」(記者)
ニックさんたちは、ここで観光客に戦車の体験乗車をさせるビジネスをしているのです。
「お客さんに戦車の操縦方法を教えて、乗用車を踏み潰すんです。月に20台の乗用車を潰します。大人気なんです」(エンジニア トッドさん)
最近、ニックさんのコレクションに加わったのが元イラク軍の戦車です。
ニックさんはこの戦車をインターネットのオークションサイトで、およそ500万円で手に入れました。
「おかしなことにオークションサイトでは、ナイフや空気銃、鉄砲は禁止されているんですが、実弾を撃てる戦車はたまに出品されるんですよ」(戦車オーナー ニックさん)
この戦車は湾岸戦争でクウェートに攻め込んだイラク軍の戦車のうちの1つとみられています。
イギリス軍がクウェートで接収し、持ち帰ったとみられているのです。ニックさんたちは修理をしていて燃料タンクが異様に重いことに気がついたといいます。
(以下略、続きと動画はソースでご確認下さい)
TBS News i
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3044468.html