4月30日、指定暴力団・神戸山口組を離脱したとされる直系組長らが、「任侠団体山口組」の結成を表明しました。
暴力団対策法の規制対象から外れるための「偽装分裂」との見方もありますが、
警察はこの動きを「分裂ではなく内輪もめの状態」とみて、新たな組織を神戸山口組と同一団体として取り締まる方針であることがわかりました。

30日、新組織「任侠団体山口組」が結成を表明しました。
異例となる記者会見まで開き、神戸山口組の「高い上納金」や「一部の組の優遇」を批判しましたが、警察は…。

「別組織なのか、それとも神戸山口組の括りの中にまだいるのか、これから見極めていく」(兵庫県警捜査幹部)

つまり新組織は、六代目山口側への報復の際に神戸山口組が責任を逃れるための策という見方もあるのです。
確かに不可解な点も…。

<組長不在>
新組織の代表は井上邦雄組長に心酔していたとされる織田絆誠、本名・金絆誠元幹部。
あくまで代表であり組長は空席となっていて、暴力団組織にとっては異例です。

さらに…

<盃なし>
暴力団の世界では通常、盃を交わし忠誠を誓いますが、新組織では精神的な同志の絆に重きを置くとしています。
この状況から警察庁は「分裂ではなく内輪もめの状態」とみて、
新組織も神戸山口組と同一団体とし、暴力団対策法の規制対象として取り締まる方針を示しました。一方で…

 「そりゃあもうお金がないのが一番ですよ。金がないからちょっとでも上から上納金と言われたら、
それだけでピリピリするんじゃないですか」(山口組元顧問弁護士 山之内幸夫さん)

山口組の元顧問弁護士、山之内幸夫さんは分裂が取り締まり逃れの策とは考えにくいと話します。

「そんな小細工できるゆとりなんかないですよ。ありえないですね。織田さん(新組織代表)と去年の秋に話した時にね、
『このままの状態ではもたん』というようなことをちらっと言っていたからね。あの時何を言っているのかな、とは思ったんですけどね。
私は再編の始まりかなと思います。再編というのは試行錯誤が繰り返された後、
また一つの山口組に戻っていく、その過程かなと思いますね」(山口組元顧問弁護士 山之内幸夫さん)

※「侠」は人2つ

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【暴力団】「任侠団体山口組」結成で、兵庫県警が緊急会議 [無断転載禁止]©2ch.net
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【ヤクザ】六代目山口組から分裂した神戸山口組から分裂…織田絆誠こと金絆誠が「任侠団体山口組」を結成★4 [無断転載禁止]©2ch.net
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