木嶋佳苗被告の死刑確定
首都圏連続不審死事件

 首都圏の連続不審死事件で、交際男性3人への殺人罪などに問われた木嶋(現姓土井)佳苗被告(42)の死刑判決が確定した。
 最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)が9日付で、上告を棄却した最高裁判決に対する被告の訂正申し立てを退ける決定をした。

 殺害の直接証拠はなく、被告は殺人について無罪を主張。
 一、二審は、被告が犯行に使われたものと一致する練炭を事前に入手していたことなど状況証拠を総合的に考慮し、被告が犯人と認定。
 最高裁も4月、この判断を支持した。

共同通信 2017/5/10 18:43
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