https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20160127-00053860/

北朝鮮のラッキーナンバー「9」に要注意!
辺真一 | ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
2016/1/27(水)

北朝鮮は社会主義国でありながら、韓国同様に儒教や封建的な要素がまだ色濃く残っている国である。
信仰深くはないのにどういう訳か縁起は担ぐ。
故金正日総書記がゲンを担いでいたことは一般には知られてない。ちなみに金総書記にとってのラッキーナンバーは「9」という数字だ。

金総書記がギャンブル好きだったことは公然たる事実だ。
金総書記のお抱え料理人として知られる寿司職人の藤本健二さんの話では、金総書記はしばしば側近をマカオに派遣し、カジノで賭けを楽しんでいたそうだ。
側近らはその都度、国際電話で直接指示を仰ぎ、金総書記に代わって金を賭けていたそうだが、金総書記は「9」にこだわっていたそうだ。

金総書記が「9」をラッキーナンバーとみなすのは自身の誕生日が「2月16日」であることと関係している。
誕生日の数字を全部足すと「9」になるからだ。また、北朝鮮の建国記念日が「9月9日」と「9」並びであることも無縁ではない。
従って、北朝鮮がこれまで何か重大なことを行う場合、ほぼ「9」に照準を合わせていることが多い。