別の人も計算していましたが、このミサイルは射程4000kmの
「ムスダン」というもので10年以上前からあるものです。

今回は新型ミサイルの実験ではなく、古いミサイルを使ってロフテッド軌道の
実験をしたということだと思います。
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■高度2000km

これからミサイルの性能を推定します。
あまり距離は飛んでいない事から考えて角度85度で
撃ったと仮定します。

単純化のため、空気抵抗がなく、大砲のように撃ったとします。
また地球の自転の影響は考えず水平とします。
すると初速vは:

v = (2gh)^0.5 / sinθ (g:重力加速度,h:高さ)

なので

 v = (2*9.8*2000000)^0.5 / sin(85)
v ≒ 6.3km/sec   (3桁以下四捨五入)

この初速で最大水平到達距離Lは、角度45度で打ち出すとすると

 L = v ^ 2 * sin2θ / g

なので

L = (6300000 ^ 2) * sin( 2 * 45 ) / 9.8
L ≒ 4000km

このミサイルが我が国に着弾する場合、距離が2000kmとすると、打ち出し角度θは:

 θ = 75度

打ち出し角度と突入角度は同じなので、我が国着弾する場合
割と真上から落下してくると思われます。

【参考サイト】http://keisan.casio.jp/exec/system/1204505751