地球に未知の小惑星が近づいているとの想定で、国内外の専門家らが、衝突場所の特定や、住民避難の呼び掛けなど情報伝達の方法を議論する国際会議が15日、東京都江東区の日本科学未来館で開幕した。

今年で5回目となる「プラネタリー・ディフェンス・カンファレンス」という会議で、日本での開催は初めて。

会議では、日本にぶつかる可能性のある直径100〜250メートルの小惑星が見つかったと仮定して机上演習を実施。科学者や政府、落下が懸念される自治体間でどのように情報を共有するか、衝突を避けるために小惑星の軌道を変える方策があるかを話し合う。

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