http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986631000.html
は虫類250匹余の密輸容疑 日本人の男拘束 インドネシア
5月18日 19時35分

インドネシアに生息するトカゲやヘビなど250匹余りのは虫類をスーツケースの中に隠して日本に密輸しようとしたとして、日本人の51歳の男がインドネシアの空港当局に拘束されました。
拘束されたのは、長野県出身のナイトウ・カツヒデ容疑者(51)です。

インドネシアの空港当局によりますと、ナイトウ容疑者は、インドネシアに生息するトカゲとヘビ、それにカメの合わせて253匹のは虫類をスーツケースの中に隠して日本に密輸しようとした疑いが持たれています。

ナイトウ容疑者は16日、スマトラ島のメダンの空港から首都ジャカルタの空港を経由して羽田空港に向かう途中、ジャカルタの空港の職員がナイトウ容疑者の4つのスーツケースの中身を調べたところ、プラスチックの容器に小分けされた大量のは虫類が発見されたということです。

発見されたは虫類の中には、絶滅のおそれがあるとしてインドネシア国内で取り引きが禁止されているものもあるということで、空港当局では動機や入手先などを詳しく調べることにしています。

インドネシアには多種多様な動物が生息していますが、希少な種類の動物は高値で売買できるとして密猟や密輸が後を絶たず、インドネシア政府は空港などでの取締まりを強化しています。