佐藤さんが同日、自身のウェブサイト上で公開した訴状などによると、同サービスは平成28年8月に始まり、佐藤さん側も作品を提供。アマゾン側は、佐藤さん側と「同年12月31日までは正規の対価にロイヤルティーを上乗せして支払う」との契約を結んでいた。

 しかし8月末にアマゾン側から「支払い方法を変更したい」と申し出があり、佐藤さん側が「不利益変更は認められない」と拒否すると、9月1日に提供作品が削除された。上乗せ期間が終わった今年1月からは作品配信が再開された。

 アマゾン側は「作品の配信・停止の決定権はアマゾンにあり賠償責任はない」と反論しているという。