これまでの日本の法律では、頭の中で犯罪の実行を想像しようと
それはあくまで思想に過ぎず、逮捕されることはなかった。

しかし共謀罪が可決されれば
そう思って「いなくても」、思ったと自白を強要された上で
どこどこへ行ったとか、スマホで写真を撮ったとか
その程度の行動が「準備行為」と見なされて、逮捕される可能性がある。

組織的犯罪集団の定義も、共謀の定義も
明確で妥当な定義はどこにも存在しないので、全ては警察のさじ加減。

かつて治安維持法が「こいつは赤だ」という決めつけで運用されたのと
同じような運用がされるだろう。