https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170519-00000012-kantelev-l27
百舌鳥古市古墳群。
大阪府の堺市、羽曳野市、藤井寺市にまたがり大小89の古墳が点在しています。
その中で国内最大のお墓、仁徳天皇陵の南側に位置する「いたすけ古墳」。
ここで、住民や観光客に人気となっているのが・・・
「ほら、あそこ」
「わ3匹やん、めっちゃ出てきてる」
「来た来た、歩いてきた、かわいいー」
丸い瞳が愛くるしいタヌキです!
ポカポカ陽気に包まれ、ひなたぼっこをしたりお昼寝をしたり。
近所の人などによると、タヌキがすみ着いたのは、20年ほど前。
はじめは「つがい」でしたが、次々と子どもを生み、13年前の取材では11匹の大家族になりました。
今回、4度の取材で確認できたのは、3匹でした。
地元のパン屋を覗いてみると、古墳の形をしたパンの横にタヌキパンも並んでいます。
今では観光客が立ち寄るほど、地元の名物にもなっていますが、そんなタヌキに「ある危機」が訪れています。
その理由とは?
堺市はいたすけ古墳を含めた「百舌鳥古市古墳群」の世界文化遺産への登録を目指しています。