毎日新聞 5/20(土) 8:49配信

 秋田県の北秋田市教育委員会は19日、市立米内沢小で給食後の歯磨きをしていた際、小2担当の50代の男性教員が手指消毒用のアルコール液を誤って洗口液として児童のコップに注いだ、と発表した。児童らは口に入れたが、健康被害などは報告されていない。

 市教委によると、同市では虫歯予防のため、給食後のフッ化物洗口液による口内浄化を実施している。

 17日午後0時50分過ぎ、同小で2年担任の男性教員が洗口用の液体を入れようとした際、手指消毒液のボトル容器を誤って手に取り、そのまま児童らのコップに注いだ。口に含んだ児童らが違和感を訴えたため、過ちに気付いた。出席していた児童22人のうち、18人が口に入れた。児童らが「口の中がピリピリする」と申し出たため、何度もうがいするなどの処置をとった。

 市教委によると、手指消毒液の容器が破損したため、洗口液と同種類の容器に入れていたという。教員が取り違えたとみられる。

【田村彦志】

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