安倍晋三首相は19日、マクリ・アルゼンチン大統領との会談で、
アルゼンチン産牛肉の輸入解禁に向けた検討に着手することで合意した。
生産量が世界第6位の同国産牛肉が輸入されれば、将来的に日本の畜産農家にとって脅威となる恐れもある。

アルゼンチン産牛肉は主に国内で消費されてきたが、経済再生を目指すマクリ政権は輸出拡大を目指している。
ただ、2000年以降、家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫がまん延し、
主要産地の北部地域では現在でも予防のためのワクチン接種が行われている。
農林水産省は同国の防疫体制などを検証した上で、輸入を認めるかどうか慎重に判断する方針だ。

両国首脳はアルゼンチンに日本産牛肉を輸出するため、9月までに生産現場の実態調査を行うことでも一致した。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051901260

別ソース
日アルゼンチン首脳会談 投資協定で実質合意
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS19H5C_Z10C17A5EA3000/
日本からアルゼンチンへの投資促進する協定に実質合意
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170519/k10010988311000.html