フィリピンのドゥテルテ大統領は19日の演説で、今月行われた中国・習近平国家主席との会談の際、
フィリピンが南シナ海で天然資源を採掘した場合、習主席から「戦争になる」と警告されたことを明らかにした。

演説でドゥテルテ大統領は、今月15日に北京で行われた習近平主席との会談について触れ、
「自分たちのものだから採掘するつもりだ」と中国と領有権を争う南シナ海で天然資源を採掘する考えが
あることを中国側に表明したと述べた。

その際に習主席から、「私たちは友人だから争いたくないが、強行するなら戦争になる」と警告を受けたという。

ドゥテルテ大統領は就任後、南シナ海問題を棚上げしてまで、中国との関係改善を進めてきただけに、
中国側から肩透かしをくらった格好。

南シナ海には天然ガスなどの資源が豊富にあるとされ、ドゥテルテ大統領はこれまでにも資源開発に前向きな姿勢を示していた。

映像
http://www.news24.jp/articles/2017/05/20/10361995.html

別ソース
南シナ海「石油採掘なら戦争」=中国主席が警告−比大統領
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051901447&;g=int