http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052600001&;g=eco

 東京電力は25日、福島第1原発1号機の格納容器内で見つかった堆積物から、ウランが検出されたと発表した。溶け落ちた核燃料(デブリ)に由来する可能性もあり、外部機関で詳しく分析する。
 東電が3月、ロボットを使って行った格納容器内部の調査では、汚染水の底に砂のような堆積物が広がっている様子が確認できたが、明らかにデブリと分かるものは撮影できなかった。
 4月に汚染水と堆積物を採取。X線による簡易検査で成分を調べた結果、原子炉内で使われているステンレス鋼に含まれる鉄やニッケルなどのほか、ウランが検出されたという。(2017/05/26-00:01)