ソマリアから海自護衛艦、佐世保に帰港
読売新聞:2017年05月29日 15時02分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170529-OYT1T50019.html

 ソマリア沖・アデン湾に海賊対処のために派遣されていた海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」(4550トン、乗員約200人)が28日、母港の佐世保港(長崎県佐世保市)に帰港した。

 きりさめは、昨年11月出港。海賊対処派遣の第26次隊としてタンカーや貨物船27隻の護衛や監視活動にあたった。期間中、海賊の被害はなかった。

 この日、海自佐世保基地の倉島岸壁に接岸。
岸壁で帰国行事が行われ、指揮官の第8護衛隊司令、小林知典1等海佐や、きりさめ艦長の江畑泰孝2等海佐をはじめ、乗員らが整列。
出迎えた大勢の家族らが再会を喜んだ。

 小林1等海佐は「乗員一人一人がプロ意識を発揮して職務を全うしてくれた。無事に任務を終え、ホッとしている」と語った。