僕が小さかった頃、国の豊かさを計る指標として、
「電話普及率」とか「カラーテレビ普及率」とかあったんですよ。
それらのように現代では「ニート率」が、その国の豊かさ、幸福さ、進歩さ、
を表してる数値になっている。もちろんニート率は高いほど豊かだ。
電話やテレビは今ではほぼ100%普及したけど、
昔は、持つ者と、持たざる者が、同時に社会の構成員だった。
その頃のように、今のニート率も差があるままに社会が動くんだよ。
そこには不平不満も出て来るのは仕方ないことだ。
だが、そんなのが進歩の妨げにならないようにしないとナ。