5日午後9時10分ごろ、大阪市旭区清水の市営地下鉄今里筋線清水駅で、駅に到着した今里発井高野行きの電車(4両編成)の運転士が扉を開閉するのを忘れ、そのまま出発した。
約80人が乗車していたが、乗客1人が次の駅で「清水駅で降りられなかった」と運転士に申告し、発覚した。

市交通局によると、清水駅からこの電車に乗ろうとしていた人はいなかった。
駅に到着した際に運転士が交代したが、ともに扉の開閉操作を「失念していた」と話しているという。2人は20年以上の乗務経験があるベテランだった。

市交通局は「全乗務員に基本動作の徹底について改めて指導していく」としている。

配信 2017.6.6 08:34更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170606/wst1706060028-n1.html