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 ひきこもりからの自立支援をうたう東京都内の業者に軟禁状態に置かれ、支援名目で高額の契約料を支払わされたとして、関東在住の20代女性と母親が約1700万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、東京地裁で開かれた。業者側は「(原告の)主張は事実無根だ」と述べ、争う姿勢を示した。

 ひきこもりの人などを自宅から無理やり連れ出す業者は「引き出し屋」と呼ばれ、各地でトラブルになっている。5月には被害者や支援者が記者会見し、情報共有のための窓口を設置した。