故・徳大寺有恒

(軽自動車規格とは)
もはや拡大を重ねた大きく重いボディに660ccの非力なエンジンで
走りも燃費に悪く、この軽自動車に大人4人フル乗車で高速道路走行で
もしもの危機回避はどうなるのか? ユーザーはいったん買ったらどこで
どんな使い方をするか分からないのだ。この軽自動車のプアなシャシーでは
どうにもならない。軽自動車は製品として奇形なのだ。
もともと貧者のためだったはずの軽自動車が、維持費が安いがうえの
需要多から、このお上が定めた"奇形グルマ" が新車も中古車も高値という
「逆転現象」。今の軽自動車枠からせめて幅をあと10cm、エンジンは
800ccに拡大したいところだ。