日本有数の繁華街として知られる東京・銀座の飲食店などから、
みかじめ料を徴収した疑いがあるとして、警視庁組織犯罪対策4課が恐喝容疑で、
暴力団組員の男ら数人について近く本格捜査に乗り出す方針を固めたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、被害総額は1億円を超える可能性もあるという。

捜査関係者によると、男らは銀座の飲食店などから、
みかじめ料として毎月数万〜十数万円を脅し取った疑いが持たれている。

関係者によると、銀座では通常のみかじめ料だけでなく、店舗近くの路上を勝手に区切って「駐車場」に設定して
駐車代数万円を要求したり、客引きの元締らにも数万円を支払うよう要求したりする例もあった。

定期的に店舗周辺を巡回し、決まった客引き以外を使っていないかも監視していたという。

組員の男らが所属する組織は長年にわたって銀座周辺を縄張りとしており、
みかじめ料の要求も多くの店舗を対象に長期間続いてきたとみられ、組対4課が解明を進める方針。

http://www.sankei.com/affairs/news/170613/afr1706130001-n1.html