地面を掘っても何も出てこない、つまり地下資源を何も持たず、食料の自給もできないこの国で、
自国通貨の価値を切り下げる円安誘導、そのための節操なき金融緩和だけが
経済発展のための政府の方針だなんて、絶対に狂っている。

日銀に国債を事実上無制限に引き受けさせた結果、その保有残高は500兆円を超えようとしている。
長期金利をゼロにコントロールできなくなれば、国債の下落によってあっという間に債務超過になる。

世界第3位の経済大国の中央銀行が債務超過になるのは笑い話ではすまないぞ。
資源も何もないこの小さな国の最後のよりどころは通貨の信用だ。

こんな出口戦略なき経済政策を続けていたら、いつかきっとこの国は滅ぶ。