大津市は19日、新生児のいる家庭にお祝いとして配った人形1体に、縫い針1本が混入していたと発表した。製作途中の人形が誤って配布されたとみられる。

市によると、人形は約15センチのウサギをかたどったもので、市がシルバー人材センターに製作を委託。12日に配られ、17日に新生児の祖母が袋から出した際に、指に針が刺さった。
人形の口部分の刺繍(ししゅう)が未完成だったことから、製作途中だったとみられる。市の2回の検品では、針は見つからなかったという。

市は平成22年から新生児のいる家庭を全戸訪問し、同型の人形を配布。昨年度発注分の約3千体を今後、回収する。

配信 2017.6.19 20:04更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170619/wst1706190089-n1.html