2017.6.25 09:45
http://www.sankei.com/west/news/170625/wst1706250020-n1.html
龍谷大学農学部(大津市瀬田大江町)の学生が、タイ料理などに使われるハーブ「レモングラス」を納豆に混ぜると、臭いが軽減されることを突き止めた。ハウス食品が提供したスパイスを用いての製品開発プロジェクトの成果で、これをもとに同社が研究を進め、食品の消臭に用いることに関する特許を申請した。
同学部植物生命科学科2年の石口竜誠さん(20)と前田凌佑さん(19)が取り組んだ。2人はレモングラスのもつ消臭効果に着目。レモングラスの粉末を納豆に加える実験を繰り返し、臭いを軽減させる最適な量を見つけた。
同社が研究を進め、レモングラスに含まれる消臭成分を特定し、特許申請につなげた。同様の手法は、チーズなど他の発酵食品にも応用できるという。
石口さんは「今後はより厳密な解析に取り組んでいきたい」と話している。
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