6月25日 16時39分

民進党の蓮舫代表は、東京都内で記者団に対し、「安倍総理大臣は憲法改正に言及する前に、憲法を守るべきだ」として、民進党などが、憲法の規定に基づいて求める、臨時国会の召集に速やかに応じるべきだという考えを示しました。
安倍総理大臣は24日、憲法改正をめぐり、2020年の施行を目指し、秋の臨時国会で自民党としての改正案を示したいという考えを示しました。

これに関連して、民進党の蓮舫代表は「われわれは、憲法53条に基づいて臨時国会の開催を要請しており、まずは総理大臣として、今の憲法を守ってから、憲法改正に言及すべきだ」と述べ、民進党などが求める臨時国会の召集に速やかに応じるべきだという考えを示しました。

また、蓮舫代表は、国家戦略特区での学校法人「加計学園」の獣医学部新設を踏まえ、安倍総理大臣が獣医学部の新設をさらに認める方向で検討する考えを示したことについて、「ここにきて『全国展開』などというのは、メチャメチャで何を言っているのかわからない」と批判しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170625/k10011029861000.html