大阪府内でひったくりを繰り返したとして、大阪府警四條畷署は26日、窃盗の疑いで、
大阪市鶴見区茨田(まった)大宮の建設作業員、岩田将馬被告(26)=窃盗罪で起訴=を逮捕・送検し、11件の被害(総額約76万5千円相当)を裏付けて捜査を終えたと発表した。

同署によると、ひったくりの現場付近を通りかかった夫婦が、スマートフォンのカメラで逃走する男を撮影。容疑者の割り出しに役立ったという。

送検容疑は1月4日午後0時45分ごろ、同府大東市氷野の路上で、自転車の無職女性(48)=同市=をミニバイクで追い抜きざま、前かごから現金17万6千円などが入った手提げかばんを盗むなど、昨年12月〜今年3月、同市や大阪市、東大阪市でひったくりを繰り返したとしている。

同署によると、1月4日の事件直後、逃走するミニバイクを大東市の男性会社員と妻=ともに(28)=が乗用車で約500メートル追跡。この間、助手席の妻がスマホで撮影した動画に、ナンバーや後ろ姿などが写っていたという。

配信 2017.6.26 14:15更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170626/wst1706260060-n1.html