日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被曝事故で、作業員5人の治療を行っている放射線医学総合研究所(千葉市)の上部組織、量子科学技術研究開発機構は26日、尿からプルトニウムが検出されたとして放医研に再入院していた5人全員が同日までに退院したと発表した。

 量研によると、5人は事故翌日の7日から13日まで入院したが、18日に再入院。血液中の放射性物質の排出を促す投薬治療を受けていた。量研は6月末を目途に1度目の治療の結果をまとめ、今後の治療の判断材料にしたいとしている。

http://www.sankei.com/affairs/news/170626/afr1706260032-n1.html