公明 山口代表「政権運営は結束して」
7月3日 0時45分
公明党の山口代表は、党本部で記者会見し、「幅広い都民の理解を頂いて、全員当選したと受け止めている。
議会の側で都政の安定勢力が形成されたことは、都政の前進にとって好ましい基礎を作れたということであり、
都議会公明党の持つ実績や経験、結束力が重要になってくる」と述べした。
また、山口氏は、記者団が「今回の結果が安倍政権の求心力の低下につながるのではないか」と質問したのに対して、
「国政と都政は別で、これは都民の都政に対する審判だ。国政の運営については、引き続き連立政権の役割が重要だと強く認識しているので、
政権運営はいささかも揺るぎなく、結束して国民の期待に応えていきたい」と述べました。

一方、山口氏は、今後の憲法改正の議論に与える影響について、「憲法については、今回の都議選とはほとんど関係ないことで、
都民の判断も憲法に対して下されたものとは受け止めていない。国政でしっかり腰を落ち着けて議論していくことが重要だ」と述べました。