ロボットにしろ、AIにしろ、
結局は経済システムの最適化しか出来ないけどね

持続性がなければ、淘汰されてしまう
AIに関しての議論は費用が換算されていない
AIはタダで動作できない
多くの場合、AIとロボットでインフラから研究開発までやってしまうみたいな話になるが、
そもそも誰のためにやっているのか?という視点がない
もしAIが人間と対等なら、AIは人間と同じようにコストを支払っていることになる
でもって、その見返りはなんだろうか?
AIを発展させること?
意味不明だ

彼らにしてみれば、動かないことの方が都合が良い
でなければ、核融合でも起こして、鉄の塊に変えてしまった方がよいくらいだ

AIの議論の面白さは、「人間とは何か?」という哲学の基本テーマに帰結する点だ
人間とは愚かな金喰い虫であるということが見えてくる
自然界ならば、「できるだけコストを掛けないで生命を維持する」という戦略しかないのだが、
こと人間という気の狂った猿は、コストをかけまくって余計なことをした
そのおかげで文明が生まれてしまい、繁栄してしまった
まさに進化の過程でよくわからないままパンドラの箱を開けてしまったのだろう

その結果が馬鹿げた論争の原因である
合理的に考えれば、「AIが皆代わりにやってくれるのだから、AIにやらせれば良い」
これで終わりである
失業も何もなくなる
単純に労働がAIに置き換わるだけである
ところが人間にはさまざまなバイアスがあるので、
余計なことを考えてしまう
たとえば、人形を作ったりする
人形は人間ではない
だが、人間の形をしている
そしてそれに人間を重ねあわせる
これは丁度雲の形が人間の横顔に見えてしまうのと同じだ
同様にAIにも心があると錯覚してしまう

はっきり言おう

心なんて言うものはない
それは人間の脳が作り上げた幻想に過ぎない
全ては化学物質の反応、電気的なエネルギーなどによって作り出されたものに過ぎない
AIは与えられた条件の下で与えられた動きをするだけ
何も与えなければ動かない

それだけのことだ