>>3 でコレが出てくるのは凄いなw

良寛の名は、子供達を愛し積極的に遊んだという行動が人々の記憶に残っている。
良寛は「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子供達と遊ぶことを好み、
かくれんぼや手毬をついたりしてよく遊んだという(懐には常に手毬を入れていたという)。
名書家として知られた良寛であったが、高名な人物からの書の依頼は断る傾向があったが、
子供達から「凧に文字を書いて欲しい」と頼まれた時には喜んで
『天上大風』(てんじょうたいふう)の字を書いた(現在でもその凧は残っている)。

ある日の夕暮れ時にも、良寛は隠れん坊をして子供達と遊んでいて、自分が隠れる番になり、
田んぼにうまく隠れ得た。しかし、日が暮れて暗くなり子供達は良寛だけを探し出せないまま家に帰ってしまった。
翌朝早くにある農夫が田んぼに来ると、そこに良寛が居たので驚いて問い質すと良寛は「静かに!そんな大声を出せば、
子供達に見つかってしまうではないか」と言ったという。
このような類いの話が伝えられ子供向けの童話などとして紹介されることで良寛に対する親しみ深い印象が現在にまで伝えられている。