>>590
アベノミクスの大規模な金融緩和などによって、
バブルが発生し確かに一時的に景気が良くなった。
(バブルの発生自体は「良いとも悪いとも」言えない。結果が良ければってところがある)

短期的には良かったが、金融緩和を長く、しかも大規模にやってしまったので、
日銀が大量の国債を保有する事態に陥っている。
「大量の国債の買い手が現れるか?」懸念されている。

いわゆる「『出口戦略』があるのか?」懸念されている

出口戦略が無ければ、東京オリンピック以降、
急激なインフレなどで大不況になるリスクがある。
(なので、財政再建を直ちに取り組むべきだろう。
社会保障費などのカットも必要だろうが、
有効なセーフティーネットが無いとたくさんの国民が苦しむことになるので、
コストカットする中苦しいが、社会保障システムの改革は必要だろうね)

また安部自公政権は、大規模な金融緩和によって円安にし輸出を増やそうとしたが、
ほとんど輸出は増えなかった。

円安によって、エネルギーや輸入品が高くなったので、
企業はコストアップを賃金や雇用で抑制したり、一般国民の家計の負担が増えたので、
日本国民は貧しくなってしまった。
(海外との物価を比較して、日本の円の価値が70年代まで下がってしまった)

反面、日本のありとあらゆるモノやサービスがディスカウントされたので、
来日する外国人や海外からの投資が急激に増えた。

つまり、日本国民から外国や外国人へ所得が移転したことになる。

このようにアベノミクスは、『一時的には景気を良くした』が、
狙いの『輸出は増えず』、『国民を貧しく』し、『財政を悪化』させ、
将来的な『インフレなどのリスクを増大』させてしまった。