今までは抽象的違憲立法審査は内閣法制局が事実上担っていた。
ただ内閣法制局は内閣の一機関に過ぎないんで
総理がいくらでもコントロールできる。
実際、安保法制のときは単なる総理の追認機関になった。

さらに日本の総理は、解散権を通じて議会に絶大な影響力を持つんで
議会の牽制も働かずそのまま総理の政策や法案が通ってしまう。
トランプの大統領令をアメリカの一地裁が違憲無効として
ひっくり返すなんてことも起こらない。

日本の政治システムは、権力分立の点から本当に欠陥がある。