自民党の石破茂前地方創生担当相は8日午前の読売テレビ番組で、来秋に行われる党総裁選について「政策や党運営のあり方で一致するグループがあれば組めばいい」と述べた。石破派所属の国会議員は石破氏を除き18人にとどまり、総裁選出馬に必要な推薦人20人に満たない。こうした情勢を踏まえ、他派閥と連携する考えを示唆した。

 一方で「政策や党運営のあり方は違うが、一緒になれば勢力が拡大し総裁が取れて、なんてことをやっていたらダメだ。自分たちのためにやっても最後は有権者が審判を下す」とも語り、山東派などが合流して党内第2派閥になった麻生派(志公会、59人)を暗に批判した。


2017.7.8 10:44産経新聞
http://www.sankei.com/smp/politics/news/170708/plt1707080026-s1.html
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