稲田朋美防衛相をめぐる週刊新潮の記事で、「弁護士バカ」などと書かれて名誉を毀損(きそん)されたとして、
夫の龍示氏が発行元の新潮社などに損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は6日付で同氏側の上告を棄却する決定をした。請求を退けた一、二審判決が確定した。

問題となったのは、週刊新潮2015年4月9日号の記事。稲田氏への取材申し込みをめぐる龍示氏の対応について「世間を知らない弁護士バカ」と記した。
一審大阪地裁は「論評の域を脱しない」と判断、二審大阪高裁も支持した。

配信 (2017/07/10-17:56)
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071000832&;g=soc