発電所によって音質が異なる。

原子力
劣化ウランの重量感と、どこまでも突き抜ける中性子の透明感を併せ持ち、スパークリングワインのような刺激的な味わいがあり、好みが分かれる。

火力
ねっとりと絡みつくC重油の重厚感に、コークスの軽量感が少々ブレンドされ一般的な感覚。また燃料が重油かLPGかによっても音質は異なる。

水力
力強い瀑布のパンチ力の中に感じられる。水滴の煌き。マニアックな味わい。

風力
通常は、そよ風の清涼感だが音量を上げるほどに破壊力を増していく、ダイナミックレンジの広さが魅力。

太陽電池
金属的な反響を感じる全体的に硬い音。高域では鏡のような反射が魅力となる。

地熱発電
マントルのマグマによって熱せられた水蒸気はタービンを通過し、それに伴って発電された電気は灼熱のデスメタルに聴くのに丁度よい。

鉛電池
鉛電池のメーカにより音が大幅に異なる。
欧州のボッシュ、ゾンネシャインは普通、VERTAは渋い音がする、日本製のパナソニック、ユアサは、JPOS、演歌に向いている。

リチウムイオン電池
リチウムの産地により特性が変化する。
南米産は情熱的で濃厚な味わい、北米産はスピード感と透明感を感じさせる、中国産はよくいえばバランスに優れ悪くいえば平凡、欧州産は格調高く高域のヌケは最高。

リチウムポリマーイオン電池
基本的にはリチウムイオンと同じだが、やや固い。

ニッケルカドミウム電池
もっさりとしておりピュアオーディオ界での評価は低い。

ニッケル水素電池
精密で情報量が多いがやや鈍重。

原子力電池
使用する元素により特性が大きく変わる。
ポロニウム210は駆け抜けるような疾走感、ストロンチウム90はしっとりと落ち着いた味わい、プルトニウム238は破壊力さえ感じさせる存在感が魅力。