過激派組織「イスラム国」(IS)がイラク最大の拠点としてきた北部モスルで、学校現場でISが戦闘員の数を計算問題に使う教科書を導入するなど「洗脳」教育を施してきた実態が徐々に分かってきた。
ISの思想統制をおそれた子供たちは学校から遠ざかり、数万人が正規の教育を受けていないと推計されるが、正確な数は不明だ。
イラク軍などによるモスル奪還作戦が進む中、今後は崩壊した教育現場の再建も課題となる。

 「ある戦闘に、ISの英雄兵士は27万5220人が参加しました。敵の不信心者の兵士は35万6230人…

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https://mainichi.jp/articles/20170708/ddm/007/030/077000c