◆『京都産業大学は、1989年に工学部・生物工学科を設置し、獣医学部構想をスタートさせていた』
 「京産大は後から出してきて、先に出して10年間言ってきた加計学園を優先しただけだろ」と言う、全くわかっていない人が多すぎる。
 熱意は、加計学園より、1989年から構想して着々と実績を積み上げてきた京都産業大学の方が上であり、しかも正攻法。申請開始が1989年ではないというだけ。だから、急に申請したわけでもない。
 京都産業大学は1989年に生物工学科を設立して、獣医学部構想をスタート。2006年に鳥インフルエンザセンター(BSL3運営)を設立。2010年に動物生命医療学科を設立。
京都という地の利を活かして、ノーベル賞受賞者の山中伸弥氏が所長を務める京都大学のiPS細胞研究所とも連携している。
ネイチャー誌のアクセプト(採用)数は、私立大学でナンバーワン。
感染症対策もずっとやってきた。特に、大槻公一教授率いる「鳥インフルエンザ研究センター」は実績も多く、世界的にも有名。
京都産業大学は獣医学部を、綾部市にある府の畜産センター近くにキャンパスを作り、連携する予定だった。
 一方、加計学園は、今から一から設立を目指しますという学校。BSL3の運営実績なし。実習受け入れ先は牧場。
 安倍は、アベ友フレンズの加計のために、iPS細胞の研究加速を足蹴りにした。どれだけ罪深いことか!国だけではなく、人類全体に対してもだ!
◆京都産業大学獣医学部設置構想について http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_shiryou_t_1.pdf