消費税で財政再建は不可能。
☆所得増減=支出乗数×財政支出−課税乗数×課税

消費税は貯蓄率の低い低所得者に課税強化する為に負の課税乗数が強力に効く。
庶民から公務員、中小企業から大企業へ低所得者から裕福層へ所得の逆分配が行われ、貯蓄率が上がり支出乗数が低くなる。
その為に、支出乗数<課税乗数による負の乗数効果となり所得減とマイナス成長になる。
負の乗数効果によって経済を維持するのに課税の何倍もの財政支出を要する。
その結果、財政支出を抑制しても増税しても負の乗数効果が増強されてマイナス成長と税収減の悪循環に陥り永久に財政再建ができない。


正の乗数効果を取り戻す戻すには、貯蓄率の高い裕福層や大企業に課税強化することで負の課税乗数を低減し、貯蓄率の低い低所得者に再分配して支出乗数を上げることで解決できる。
正の乗数効果では、「課税>財政支出」でも効果が上がる。