手続きが歪められたという指摘に対して、結果が正しかったと反論するのは論点のすり替え。
そもそも手続きで議論する気がないと言う事だから、それを指摘する報道をしなかった
のは、むしろ「黙殺」は官邸に気を使ったわけで、そういう意味の偏りはあったと言える。
加戸氏の発言により官邸側の印象操作以外に対抗策を持っていないことも明らかになり、
冷静に考えれば地元の受益者にとっては過程がどうあれ、予算を引ければ全て
正しいわけで、議論の場に参考人として引き出すことが適切な対処とは言えない。
それを絶対の対抗証言と持ち上げるサンケイの報道姿勢こそ軽率と言うものだ。
あれを報道したら普通の記事は官邸批判になって然るべきだから、黙殺しかなかったと
いうことだ。