茨城県知事選で飛び交う自民党の「あまりにキナ臭い話」  
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52244

官邸に激怒する自民党県議たち
まるで昭和の金権選挙か…。耳を疑う証言が、複数の自民党茨城県議から飛び出した。

「カネは自民党茨城県議会の幹部から渡されました。3月24日、6月21日の2回。いずれも県議会閉会日です」
「3月の県議会定例会が閉会した直後、(自民党の)県議全員に議会棟内で各100万円ずつ、さらに6月の県議会閉会日にも、同様にして30万円ずつ配られました。
バラまかれた総額は5720万円。2回目は額が少なかったので、中には『ケチだな』とこぼす議員もいました」

「通称『キツネの間』と言われている(県議会)議員控室に1人ずつ呼ばれ、現金100万円を幹部から手渡しされました。
私もその1人です。部屋に狐の絵が飾ってあるから、そう呼ばれているんです。

その幹部はこう言いました。
『菅(義偉)官房長官と梶山(弘志)県連会長が決めた元経産官僚の大井川和彦が県知事選の自民党公認候補だから、協力するように』。」

自民党執行部丸抱えの知事選の手伝いを、公認候補が出馬表明する前からさせられているんですよ。
あれをやれ、これをやれと、『雲の上』からの指図ばかり降ってくる。我々を何だと思っているのか。
この話が明るみに出た暁には、地元の有権者にお詫びし、知事選の応援は自粛するつもりです」

さらにこの県議は、「受け取ったカネを有権者の飲食接待に使い、その隠蔽のために白紙領収書を配った県議もいると聞きました。
さすがに警察も動いている、と聞いています」とまで明かした。

あまりに生々しい。これらの証言が事実ならば、きわめてキナ臭い話だ。

いま永田町の住人たちが熱い視線を注いでいるのが、8月27日投開票の茨城県知事選挙。
現職知事で元自治官僚の橋本昌(まさる)氏(71)に、自民党県連が推薦する無所属新人・大井川和彦氏(53)、NPO法人代表の鶴田真子美(まこみ)氏(52)が挑む。


おい菅、茨城県知事選はどうなってんだと苦情が殺到www