イランで16日、ロウハニ大統領の弟が金銭をめぐる犯罪に関与した疑いで拘束されたことがわかった。

 地元メディアなどによるとイラン司法府は16日、金銭をめぐる犯罪に関与した疑いでロウハニ大統領の弟、ホセイン・フェレイドゥン氏を拘束したと発表した。司法府は条件がそろえば保釈の可能性もあるとしているが、どのような犯罪に関与したのかなど詳細は明らかになっていない。

 ロイター通信などによると、フェレイドゥン氏はイランが欧米などと結んだ核合意の交渉に上級外交官として参加するなど政権に深く関わっており、今後のロウハニ大統領の政権運営に影響を与える可能性もある。
http://www.news24.jp/sp/articles/2017/07/17/10367206.html